技術編
お願い:ここに掲載する質問と回答は、代表的な事例を想定して作成しています。 事情によっては回答の内容と異なった扱いとなることも考えられますので最終的な確認は、個別の具体的な事情を示してCSA推進課または他のJQA担当部署へ別にご照会ください。
 
耐電圧試験の考え方に関する質問事項

耐電圧試験の目的は?
耐電圧試験は定格電圧以上の電圧をある一定以上の時間かける高電圧の試験で、電気機器で使用されている絶縁材料と絶縁距離の耐電圧性能を保証するために行われます。試験電圧の値は接続する電源に発生するサージ電圧を想定して定められています。

プロトタイプと生産工程での試験電圧が違うのは?
プロトタイプの試験は機器の絶縁システムが実際の製品の使用に適合しているかどうかを見るのに対し、生産工程での耐電圧試験は製造工程で起こりうる電気的な欠陥、たとえば鋭利な角による線材の切断、損傷、電気部品のショート、部品の移動や半田不良による絶縁距離の不足等をみます。従って生産工程で指定された試験電圧と時間はプロトタイプの場合と異なっているときがあります。

生産工程での耐電圧値と試験時間は?
生産工程での耐電圧試験は1分又は1秒のどちらでも可能ですが、一般に1秒にする場合、試験電圧は1分間のときの電圧値の20%増しとなります。

 

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