CSAのラベル・サービスに指定されている製品には、次のようなものがあり、ラベルのデザインや形状も製品により異なっています。
またラベルには、一枚つづ一連番号がつけられています。
フレキシブルコード・ケーブル/コード・セット/ネオンサイン及びディスプレイ照明/ポータブル・ランプ/コンジット・チューブ/サーキットブレーカー 等
2.
CSAラベルの注文方法
CSAラベルは、CSAのマークを使用することを認められた者(申請者)が注文する。
日本の申請者はJQA/CSAサービス部へ申し込むことが便利であります。
JQAでは、申込みが多い種類のラベルは、あらかじめ一定量を在庫としてCSAより送付を受けているため、その範囲であれば、短期間で入手することができます。
ただし、この在庫は、日本国内の工場で使用することになっているため、国外の工場で使用するときは、JQAからCSAへ発送する注文書に従って、カナダから工場所在地を担当する提携検査機関へ送付され、その機関の管理によって工場へ払い出されることになっています。
3.
ラベルの発注ができる時点
CSAの証明を初めて申請するときは、その申請が完結して証明書が発行された後にラベルの発注が受付けられます。ラベルの発注には、申請者名、CSAのファイル番号、使用工場名、とラベルの種類と必要枚数等を通知することが必要でありますが、最初の申請が完結しないとCSAの記録に記載されないため、ラベルを先行して注文しても処理が保留されてしまいます。
同じファイルでの2回目以後の申請については、このようなことはありません。
4. ラベルの注文の単位と値段
ラベルの単価は、1000枚(長尺の電線ラベルは100枚)単位で、種類ごとにドルで決められています。 注文は、種類ごとにこの枚数を単位(1000枚=1M)として行います。
この金額の他に、送付費用やコンビネーション・ラベルのときの印刷費用や版下作成費用が加算されます。
また、送付先の国の検査機関で発生する通関手数料や国内送付手数料が別に請求されることもあります。
5.
ラベルの管理
CSAのラベルは、CSAからのみ購入して、当然ながらCSAの証明を受けた製品のみに使用することができます。
CSAでは、CSAラベルの信頼性を維持するため次のようなルールを定めています。
a.
CSAは、ラベルを直接申請者や工場へ送付したり手渡しすることはありません。
注文を受けたラベルは、CSAから工場検査を担当する検査事務所(日本の場合は、JQA)へ送られ、その事務所の管理のもとで工場へ発送されます。
b.
使用工場では、ラベルの受け渡しを記録する管理簿の作成と、紛失や誤用、変質を防ぐ在庫の適切な保管が必要とされています。
c.
管理簿には、ラベルの受領日、種類と数量、シリアル番号、払い出し日付、種類と数量、払い出したラベルのシリアル番号、使用した製品のモデル名、残りの数量とシリアル番号その他の必要事項を記載し、CSAの工場検査員が検査に訪問した時、在庫の未使用ラベルとともに確認を受けることが求められます。
6. コード・ケーブル/ワイヤー
等の電線用ラベルの特徴
電線類のCSAラベルは、数種類の長さの単位で印刷されており、希望する長さを指定して購入することになります。
このラベルは、製品に表示される電線の長さに合うように組み合せて使用します。
通常は、CSA証明で要求される表示事項を印刷した荷札にラベルを貼り付けて製品の束や容器に添付して出荷することになります。
長さを表わす単位は、メーター/フィートの数が、150/500(150メーター/500フィートを示す)のように印刷されている。製品の長さ表示の単位がメーターのときはラベルもメーター単位で使用し、フィートのときはラベルもフィート単位として扱います。
7.
コードセット・ラベルの特徴
CSAでは、コードの一端に電源プラグを他端にコネクターをモールドした製品をコード・セットと称しています。
一般的なコード・セットは、ラベル・サービスに分類されているため(テレビの背面に固定する特殊な形状のコネクターを持つコード・セットは、リ・エクザミネーション・サービス)、横長のCSAコードセット・ラベルを電源プラグの近くでコードに巻付ける方法か、ドーナッツ型のCSAラベルの穴にコードを通してからプラグかコネクターをモールドする方法でCSAの証明を表示することが求められます。
CSAの証明品はすべての製品について、申請者名またはCSAのファイル番号、CSAに登録した商標などにより、CSAのマークを使用する者を明らかにすることが求められているが、コード・セットの場合は、これを表示することが困難なことが多い(コードやプラグに他社の表示をすることが多い)。
このためCSAラベルにあらかじめ申請者名やファイル番号、その他電気定格等を印刷しておくことができる。このようなラベルをコンビネーション・ラベルといい、コードセット・ラベルの注文時に印刷内容を指定すると専用の印刷原版が作成され、次回以降も増刷りが容易にできるようになります。
この他にラベルに空白の部分を設けたスタンダード・ラベルもあり、このラベルを使うときは、申請者が空白部分にあわせたゴム印を作って一枚ずつ不滅インクでファイル番号等をスタンプします。
コンビネーション・ラベルの注文は、特注品となるため印刷仕上がりまでの時間が必要となるので余裕をもって注文することが肝要であり、また印刷に要する経費が加算されます。
8.
ラベル・ライセンシング・プログラム
前述の電線類のCSAラベルやコード・セットのCSAラベルなどは、製品にラベルを貼り付ける作業を伴うため、この作業を省くことを目的としてラベル・ライセンシング・プログラム(Label
Licensing
Program)と称する方式が開発されています。
このプログラムを希望する申請者は、CSAに申請して契約を結びます。
このプログラムでは、CSAラベルの代りにCSAのマーク(モノグラム)を荷札に印刷したり(電線類のとき)、製品に表示する(コード・セット等のとき)ことができます。
申請者は年間4回定期的に、モノグラムを印刷した荷札を使用した電線の長さの合計や、マークを表示したコード・セットの数量等の所定の事項をCSAに報告します。
CSAは、工場検査において報告の内容の確認を行った上で、報告された長さや数量に相当する当該ラベルの費用を請求します。
このプログラムは、多くの電線製造者やコード・セットの製造者等によって採用されています。
9. CSA ラベルの見本
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| Flexible Cord |
Equipment Wire |